トレンドを読み解く今月の数字
ちまたには様々な数字があふれている。それらは時に大きな意味を持つ。
「数字」から世の中の事象を切り取ってみよう。
- 春闘
- 労働組合
- 名目賃金
- 実質賃金
1 6 3 5 6
1万6,356円
~2025春季生活闘争
最終回答集計結果~
Number Of The Month
Font "DSEG" by Keshikan. SIL Open Font License 1.1
春闘──毎春、必ず取り上げられる話題で、俳句の季語にも登場する。春闘の始まりは、1955年八単産共闘(合化労連、私鉄総連、電産、炭労、紙パ労連、全国金属、化学同盟、電機労連)による共同行動とされる。戦後の混乱期を経てようやく復興の兆しが見え始め、日本経済が拡大期に入る時期だ。企業単体ではなくまとまって交渉する日本独自のスタイルを、春闘発案者の故・太田薫(当時合化労連委員長)は「闇夜を一人で歩くのは不安だ。みんなでお手々つないで進めば安心」と表現した。
春闘がヤマ場を迎えるのはおおむね3月で、準備は前年の夏から始まる。中心となる連合(日本労働組合総連合会)が8月ごろから検討を始め、12月上旬に全体方針を発表する。その後、全国の組織が連合の方針に基づいて方針を決め、翌年1月ごろから交渉内容の決定、春闘開始というスケジュールで進む。